アナログ波の障害は、建物により電波が遮られるしゃへい障害地域と、建物壁面の反射波による反射地域にゴースト障害が発生します。デジタル波は、誤り訂正機能があるため、目的の画像信号を選んで再生できます。電波が強い地域では、僅かなしゃへい障害地域のみで済みます。しかし、電波が弱くなると誤り訂正機能が働かずアナログ波に近い状況になります。
受信状況が劣化(悪化)すると、受信画質も徐々に劣化し観にくい画像になります。
(下図の、アナログ A⇒B⇒C)
受信状況が劣化しても誤り訂正機能により、画質劣化は生じません。
(下図の、デジタル A⇒B)
しかし、誤り訂正能力の限界を超えると受信不能になります。
(下図の、デジタル B⇒C)