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建造物によるテレビ受信障害調査

受信障害調査予測のツール

2004年3月 受信環境クリーン中央協議会より、地上デジタル放送の建造物による受信障害予測手法が発表され、この予測手法に基づき2005年5月にビルエキスパートVer.3がリリースされました。その後ビルエキスパートVer.4、Ver.5、Ver.6とバージョンアップが行われ予測精度の向上や機能の改善、またWindowsへの対応を行ってきました。

2018年6月に従来の受信特性測定器(デジタルふぃーばー)に加え、新受信特性測定器からの測定データを取り込み予測計算を可能にすると共に、Windows10への対応を行い、ビルエキスパートVer.7 として提供を開始しました。

【重要】

◆2023年4月 ビルエキスパートのサポートバージョンと送信局データのダウンロード機能について

建造物受信障害調査予測システム検討プロジェクト(2017年7月~2018年6月)の検討により、SLp計算において潜在マルチパスの影響をより適切に反映させるため、所要しゃへい損失(SLp)カーブの連続性が改善された機能を、ビルエキスパートVer.6およびVer.7に反映しました。
2018年6月29日:ビルエキスパートVer.7、Ver.6サービスパック(Ver6.3.0)を提供開始。
2020年9月1日:Windows7公式サポート停止(2020年1月)に伴い、ビルエキスパートVer.4・5のサポート停止。
2023年4月14日:Windows11環境下におけるビルエキスパートVer.7動作検証を行い、問題無く動作することを確認。
 *伴いまして、ビルエキスパートVer.7はWindows10ならびに11に対応します。

2023年9月1日(予定):マイクロソフト(社)のWindows 8の公式サポート終了に伴い、ビルエキスパートVer.6サポートの停止を予定します。
 ※2023年1月10日のマイクロソフト(社)のWindows 8公式サポート終了を受け、送信局データのダウンロード機能の提供については、マイクロソフト(社)が公式にサポートするWindowsバージョン以外が搭載されたPC(ビルエキスパート)からのサーバーアクセスによる、コンピューターウィルス感染等のリスクが更に悪化する懸念が高まります。このため、マイクロソフト(社)が公式にサポートするバージョンのWindows10・11に適応したビルエキスパートVer.7に限定してダウンロード機能を提供することとします。
 これは、協会が推奨する予測精度向上に向けた新しい方式の更なる普及と、送信局データを提供するサーバーシステムのセキュリティ強化を図ることを目的としています。
 なお、新しいバージョン管理への移行により、2023年9月1日以降はビルエキスパートのライセンスがVer.7よりも古いPC(ビルエキスパート)からのダウンロード要求の対応は出来なくなります。該当するユーザーは速やかに最新バージョンのビルエキスパートVer.7へ移行するようお願いいたします。
 何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

ビルエキスパートの
バージョン
適応するWindowsの
バージョン
移行後の
ダウンロード機能
Ver.7 Windows 10 および11
Ver.6 Windows 8.1 および8.0 ※ × *2023/9/1
Ver.5 Windows 7  ※ ×
Ver.4 Windows XP ※ ×

※マイクロソフト公式サポート終了済み

・新しいバージョン管理への移行は、2023年9月1日を予定しています。

 

◇2018年6月 ビルエキスパートVer.7初版リリースとVer.6サービスパック(SP)の提供について

ビルエキスパートVer.7では、SLp計算において潜在マルチパスの影響をより適切に反映させるため所要しゃへい損失(SLp)カーブの連続性を更に改善しました。この対応はビルエキスパートVer.6(Ver.6.3.0以降)にも反映しています。現在Ver.6製品をご使用のユーザー様におかれましては、速やかにVer.6の最新サービスパック(SP)をインストールするようお願いいたします。

最新(Ver.6)Service Packの入手はこちらから

 なお、2023年9月1日以降のビルエキスパート製品のサポート対象バージョンについては、Ver.7 とさせていただきます。
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

ビルエキスパートVer.7(受信障害予測計算・調査報告書作成システム)

ビルエキスパートVer.7 LCT-5(マスプロ)図


★ビルエキスパートVer.7のおもな特徴

  1. 新受信特性測定器のデータ取り込みと予測計算及び報告書作成に対応
    (従来の受信特性測定器「デジタルふぃーばー」のデータ取り込みも可能)
  2. しゃへい障害予測における要確認範囲計算に対応
  3. Windows10ならびに、Windows11に対応

★システム構成

  1. 新受信特性測定器と組み合わせ、フィールド調査から予測計算、報告書作成まで対応可能
  2. 新受信特性測定器は、レベルチェッカーを採用した簡易なシステム構成
  3. 測定器とPCをUSB接続することで、測定データのコピーが可能
  4. 所定のフォルダ構成を作成することにより、ビルエキスパートVer.7への測定データの一括取り込みが可能

詳しくは(ビルエキスパートVer.7紹介資料PDF)

システム構成図

ご購入の際は、必ず「ご購入時の注意」をお読みいただきソフトウェア使用許諾に同意の上、お申込みください。

ご購入時の注意はこちらから

ご購入を希望の方はこちらから

ビルエキスパートVer.6(受信障害予測計算・調査報告書作成システム)

【注意】
ビルエキスパートVer.6 は、Microsoft Windows 10に対応していません。Windows 10での動作については保証されませんのでご注意下さい。

ビルエキスパートVer.6は、電波障害予測技術高度化プロジェクト(2012年10月22日~2014年9月30日)の取組みの一環として検討され開発されたものです。

★ビルエキスパートVer.6 のおもな特徴

  1. 新しいWindowsとExcel環境へ対応
    ・動作環境として Windows 8、Excel 2013に対応しました
  2. SLp計算の不連続領域を解消
    ・不連続領域を解消するための計算手法を自動で処理します
  3. データ入力の自動化と機能拡張
    ・画像(写真)データの自動取り込み機能を追加しました
    ・F特性波形データの取込み機能(チャンネル指定等)を拡張しました
    ・品質評価(調査結果表)を自動設定します
    ・放送局計算グループによる中央値の一括計算と計算結果をSLp・DUp計算へ自動反映します
    ・SLp・DUp計算結果をしゃへい障害計算や反射障害計算へ自動反映します
    ・BS/CSしゃへい計算の建造物形状入力により複数階建造物の一括計算が出来ます
  4. 報告書作成・印刷機能の拡張
    ・受信状況調査結果表の表示項目(BER、等価CN比、電界強度)の編集が出来ます
    ・印刷メニューから放送局グループを指定して全ての計算データが印刷で出来ます
  5. その他の改善や機能拡張
    ・登録放送局の個別削除機能を追加しました
    ・操作頻度の高い処理(計算・保存・印刷等)を実行ボタン化しました
    ・計算グループの放送局数を4局から6局へ拡張しました
    ・建造物データ名の最大登録文字数を拡張しました
    ・イントラネットからの送信局データのダウンロードに対応しました。

ビルエキスパートVer.6バージョンアップ版は2022年4月末を持ちまして終了いたしました。
Ver.7の購入をお願いいたします。

ご使用時の注意はこちらから

ビルエキスパートVer.7 および ビルエキスパートVer.6 Update用 の最新Service Packの入手

最新のバージョンにアップデートするには、サービスパックをダウンロードしてインストールして下さい。
ダウンロードサイトにアクセスすると認証ダイヤログが表示されますので、以下のように入力して下さい。
   ユーザー名:  (お客様番号)
   パスワード :  (シリアル番号)

サービスパックのダウンロードはこちらから

Ver.7 改定内容の詳細はこちらから

Ver.6改定内容の詳細はこちらから

Ver.6.3.2 (2019.8.22)リリース

※サービスパックのインストールについて
ダウンロードしたファイルの中の操作マニュアルに従ってサービスパックをインストールしてください。
インストールが完了すると一部のファイルがインストール先に移動しダウンロードしたフォルダー内から消えます。
なお、ダウンロードしたファイルをそのまま残したい場合は、ダウンロードファイルのフォルダーごとコピーを作成してからインストール操作を行ってください。

★問合わせ  ※電子メールにてお問合わせ下さい。

製品の販売やライセンスおよび、インストールに関するお問合わせ:jctea-info@catv.or.jp
製品の不具合に関するお問合わせ:blex-info@nhk-fdn.or.jp

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